時代の変遷とともに所有者が入れ替わり、多層的な記憶を持つ家の室内空間を被写体としている大坪晶の写真作品「Shadow in the House」シリーズ。7月14日(日)から15日(月・祝)までの二日間、鳥取の樗谿グランドアパートで、大坪によるエキシビション/パフォーマンスが開催される。
大坪は近年、日本各地に現存する「接収住宅」(第二次世界大戦後のGHQによる占領期に高級将校とその家族の住居として使用するため、強制的に接収された個人邸宅)を対象とし、精力的なリサーチと撮影を続けている。
2018年8月には、今回の会場となる鳥取市内の「樗谿グランドアパート(旧佐々木邸)」にて、写真と映像作品を制作した。1930年に竣工した樗谿グランドアパートは、時代や所有者の変遷に伴って 増改築が加えられ、和洋折衷や文化の混在とともに重層的な歴史を物語る建築だ。
今回は、樗谿グランドアパートで撮影された 写真・映像作品を、同じ建物の室内に重ねて投影するとともに、撮影に参加したダンサーの川瀬亜衣と古川友紀がパフォーマンスを行う。リサーチしたアーカイブ資料や インタビューの音声なども配置し、
タイトル | Exhibition/Performance「Shadow in the House」 |
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日時 | 2019年7月14日(日)〜7月15日(月・祝) |
会場 | 樗谿グランドアパート(鳥取県) |
時間 | ・7月14日(日)13:00〜15:00/15:30〜17:30/18:00〜20:00 |
入場料 | 1,000円 |
定員 | 各回10名まで(完全入れ替え制) |
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