長野県小諸市で、今年初めて開催される国際的な写真の祭典「浅間国際フォトフェスティバル2021 PHOTO KOMORO」が、8月28日(土)開幕した。
今回、会場となるのは小諸城のお膝元で宿場町、商都として栄えた街そのもの。小諸城の面影を残す懐古園、江戸時代の旅籠や明治・大正時代の商家など屋内、屋外の展示エリアで、国内外の写真家によるアート写真が会場ごとにユニークな形で展示される。子どもも大人も、年齢や国籍を問わず写真家たちの声に耳を傾け、思いをめぐらせ、楽しみ、語らい合う。そこには、普段味わうことのできない五感で感じる写真体験がある。
本フェスのコンセプトは「懐カシクテ古クテ 新シイ写真体験」。使い捨てカメラ、レコード、カセットに純喫茶など、この数年「レトロ」なものが人々の心を惹きつけるのはなぜか。テクノロジー化が加速し、デジタルネイティブ世代が増えていくこの世界で、手作りの不完全さにノイズや温かみを感じるからかもしれない。ある人にとっては郷愁を誘い、ある人にとっては新鮮に映るネオレトロな写真世界。城下町として名高い信州・小諸の街歩きを楽しみながら、約70点の未知の写真作品との思いがけない出会いを通して、新しい小諸体験を楽しんでみては。
タイトル | 「浅間国際フォトフェスティバル2021 PHOTO KOMORO」 |
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会期 | 2021年8月28日(土)~11月21日(日) |
会場 | 長野県小諸市(小諸駅周辺の屋内・屋外施設) |
時間 | 9:00~17:00(粂屋の展示は11:00~16:00) |
定休日 | 無休(粂屋の展示は火水曜休み) |
入場料 | 無料(懐古園入場の際には散策券の購入が必要) |
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