東京・青山ブックセンター本店で12月21日、横浪修の『A FEELING』刊行を記念したトークイベントとサイン会が行われる。
スウェーデンを拠点とする出版社「LIBRARYMAN」より刊行される、横浪修の新刊『A FEELING』。本作は、我々が見落としてしまうような些細で細やかなもの -日常生活の背景に消えいってしまうような小さな瞬間 - を捉えている。自然の流れや存在が不確かであるものによって形作られる、生活の中の静かな変容が写し出されている。横浪自身、こうした見過ごされがちなかけらに惹かれ、気づかれないままひっそりと消えてしまわぬように、しっかりと掴もうとしたという。我々の日常には、二度と訪れない、大切でありながらも泡のように消えていく瞬間が存在している。我々が正しい心で見る時にだけそれは姿を現し、まるで我々の生き方を振り返るように促しているようである。写真集には作者自身によって綴られた序文が日本語、英語バイリンガルで収録されている。
トークイベントでは、作者と写真評論家のタカザワケンジを招き、制作背景や海外の出版社での写真集制作について、写真評論家から見た横浪作品の魅力などについて語り合う。トーク終了後にはサイン会も。2024年も残すところあとわずか、普段見落としてしまう刹那的なものの美しさに一歩近づく機会となるだろう。
タイトル | 「A FEELING」刊行記念 横浪修×タカザワケンジ トークイベント&サイン会 |
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日程 | 2024年12月21日(土) |
会場 | 青山ブックセンター本店大教室 |
時間 | 18:00〜19:30 |
ゲスト | 横浪修、タカザワケンジ |
料金 | 1,650円(税込) |
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