本展は、若手表現者を応援するガーディアン・ガーデンの公募展入選者の中から、その後の活動を伝えるための「The Second Stage at GG」シリーズ第42弾として開催される。
題府基之は、2007年に同ギャラリー主催の公募展「第29回写真ひとつぼ展」に入選し、その後作品発表の場を国内外の美術館、ギャラリーへと広げ、作品集の刊行も重ねている。
家族、家庭での日々の生活、食卓の風景、近所の住宅街など、身の回りの人やものを被写体として撮影した写真は、観察的な視点でアイコニックに、かつ色鮮やかに場面をとらえており、家族との関係性や取り巻く環境のポジティブな面もネガティブな面もありのままを受容し、自身もその中の登場人物でありながらそれにとらわれず俯瞰的で自由なスタンスで表現している。感覚的な写真のようで、撮影を何度も重ねた中から意図的な構図を導きだし、一点一点は重層的な意味を持つ作品となっている。
本展では、いままでシリーズで発表してきた作品を自ら再構成し、大型インクジェットプリント約26点を空間を敷き詰めるように展示。また6月11日(土)には、写真家・金村修を迎えトークイベントも開催される。
会期 | 2016年6月7日(火)〜6月24日(金) |
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会場 | |
時間 | 11:00~19:00 |
休廊日 | 日曜 |
URL | http://rcc.recruit.co.jp/gg/exhibition/gg_sec_ph_201606/gg_sec_ph_201606.html |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。