達川清は1948年、愛媛県生まれ。大学在学中より流行通信などの雑誌で活躍。作家としての活動も積極的に行い、個展開催のほかに三好耕三、広川泰士など同世代の写真家と共同発行した写真雑誌『GRAIN』(1977~1979)での活動、彫刻家、故・三上浩とのプロジェクト「硄 in photo」でも多数展覧会を開催した。
本展「HYSTERIC GLAMOUR 1988-1989」では、ファッション写真の第一線で活躍していた達川が、HYSTERIC GLAMOURの1988~89年ウインターシーズン用に撮り下ろした作品を展示。今回新たにプリントされた8点の写真作品や撮影当日のメイキング映像、そして貴重なオリジナル印刷物が展示される。
1991年から始まる写真集『Hysteric』シリーズの出版に至る大きなきっかけとなった本プロジェクトは、モデルは全員素人、都内各所でゲリラ撮影という型破りなもの。ライブハウスやクラブなどで若者に声をかけ、集められたモデルの中には、のちに現代美術家となる森万里子やミュージシャンの屋敷豪太もいたという。
なお会期中10月8日(土)には、HYSTERIC GLAMOUR・北村信彦とのクロストークも開催される。
タイトル | 「HYSTERIC GLAMOUR 1988-1989」 |
---|---|
会期 | 2016年9月21日(水)~11月5日(土) |
会場 | |
時間 | 月火曜:アポイント制 |
休廊日 | 日・祝日 |
URL |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。