新井卓は1978年生まれ、神奈川県川崎市を拠点に活動。写真の原点を探るうちに、写真史最初期の技法・ダゲレオタイプを知り、試行錯誤ののち同技法を習得。これまで、ボストン美術館、サンフランシスコ近代美術館、森美術館、東京国立近代美術館ほか国内外の多数の展覧会に参加し、2014年に英国ソースコード・プライズ、2016年には第41回木村伊兵衛写真賞、日本写真協会賞新人賞、神奈川文化賞未来賞を続けて受賞した。
本展「Bright was the Morning ― ある明るい朝に」では、ダゲレオタイプの特徴を活かしながら、東北の震災や広島、長崎の原爆投下といった同時代的、歴史的な事象を作品の対象にしてきた新井の作品を展示。また今回は新作として、若い次世代の人々のポートレイトも出品。新井作品の今後の方向性のひとつが示されたものとなっている。
なお、会期中にはアーティストトークや対談企画などの関連イベントが多数行われる。
タイトル | 「新井卓 Bright was the Morning ― ある明るい朝に」 |
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会期 | 2017年1月28日(土)~2月26日(日) |
会場 | 横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室1(神奈川県) |
時間 | 10:00~18:00 |
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