山崎博は1946年、長野県生まれ。1969年から本格的に写真を始め、1972年より平行して映画フィルムによる作品制作をスタート。1983年に長時間露光による太陽のシリーズで第33回日本写真協会新人賞を受賞、2001年には第26回伊奈信男賞を受賞した。
本展「山崎博 計画と偶然」は、写真・映像を「時間と光」というエッセンスによってとらえ、1960年代末より活躍してきた作家・山崎博の仕事をたどる、公立美術館で初めての展覧会。長時間露光によって太陽の光跡を視覚化した代表シリーズ 〈HELIOGRAPHY〉をはじめ、〈水平線採集〉や〈櫻〉のシリーズなど代表的な写真作品と、また作家が写真と平行して追究してきた映像作品、さらに新作を含む出品点数約200点によって、現代のコンセプチュアルな写真・ 映像の先駆者である山崎の歩みを今日的な視点から通覧する。
なお会期中には写真家・北野謙や写真史家・金子隆一を招いた対談「山崎博をめぐって」が開催されるほか、同館学芸員によるギャラリートークが行われる。
タイトル | 「山崎博 計画と偶然」 |
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会期 | 2017年3月7日(火)~5月10日(水) |
会場 | 東京都写真美術館(東京都) |
時間 | 10:00~18:00(木・金曜は20:00まで)*入館は閉館30分前まで |
休館日 | 月曜(祝⽇の場合は翌⽕曜が休館/5月1日は開館) |
観覧料 | 【一般】600(480)円【学生】500(400)円【中高生・65歳以上】400(320)円*( )内は20名以上の団体料金/小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料/第3水曜日は65歳以上無料 |
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2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。