20世紀フランス写真界の巨匠ロベール・ドアノーのオリジナルプリント約40点を展示する本展「ドアノーのパリ劇場」。
1950年『LIFE』誌の依頼で撮影された作品「市庁舎前のキス」は、愛の国フランスを象徴する写真として、撮影されてから60年以上を経ったいまもなお、広く世界中で知られている。ユーモアや親近感に溢れたドアノーの作品は、軽妙洒脱なスタイルにばかり注目が集まるが、その内側には生涯失うことのなかった好奇心と強い反骨精神があり、市井の人々と同じ高さの目線を持ってパリとその郊外を撮り続けた、写真家としての一貫した姿勢が投影されている。
本展では、ドアノーの作品を「こども」「パリ郊外」「街」「物陰のパリ」「恋人たち」「芸術家」の6つのテーマに沿って選び、時代を経ても決して色褪せることのないドアノー作品の魅力に迫る。
タイトル | ロベール・ドアノー写真展「ドアノーのパリ劇場」写大ギャラリー・コレクションより |
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会期 | 2017年4月17日(月)~6月11日(日) |
会場 | 写大ギャラリー(東京都) |
時間 | 10:00~20:00 |
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