橋口譲二の写真展が11月6日(月)から中野坂上・写大ギャラリーで開催される。
橋口はポートレイトを主体とし、歌舞伎町や原宿の若者を撮影した「視線」で第18回太陽賞を受賞した写真家。今回展示されるのは日本のさまざまな場所で生きる市井の人々を撮った日本人シリーズで、「十七歳の地図」「Father」「Couple」「職 1991〜1995WORK」「夢」から選りすぐりの代表作が並ぶ。
経済成長を続け、やがてバブル経済に突入する1980年代後半から、絶頂期を越え急速に崩壊する経済に翻弄された日本人と、その背後に写し出された日本の姿を一覧できる本展を通して、写真が持つリアリティーと記録性を実感できるだろう。
11月11日(土)には、橋口と国立近代美術館の客員研究員である小林美香によるトークショーも実施される。
タイトル | 「Individualー日本と日本人」 |
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会期 | 2017年11月6日(月)〜12月20日(水) |
会場 | 写大ギャラリー(東京都) |
時間 | 10:00〜20:00 |
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