「幻のコラージュ作家」として大きな注目を集める岡上淑子の展覧会「岡上淑子コラージュ展―はるかな旅」が、3月25日(日)まで高知県立美術館で開催されている。
岡上はおもに1950年から1956年にかけてのわずか7年間に、進駐軍が残した洋雑誌を切り抜き、貼り合わせ、約140点の独創的なコラージュ作品を制作した写真家。夢のような世界を紡ぎ出した岡上作品は、幻想的でありながら現実感に裏打ちされ、優雅で繊細ながら、時に苦悩や死の気配を帯びた不穏な物語を感じさせ、鮮烈な印象を残している。
本展は、国内に所蔵されている貴重な岡上作品約110点が一堂に会する初めての回顧展。オリジナルのコラージュ作品と写真作品に加えて、コラージュをもとに近年制作したシルクスクリーンプリントとプラチナプリントも作家の新たな試みとして併せて紹介することで、幻の作家の真の姿に迫る。
タイトル | 「岡上淑子コラージュ展―はるかな旅」 |
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会期 | 2018年1月20日(土)〜3月25日(日) |
会場 | 高知県立美術館(高知県) |
時間 | 9:00~17:00(入場は閉館の30分前まで) |
入場料 | 【一般】900円【大学生】600円【高校生以下】無料 |
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