「第43回木村伊兵衛写真賞」と「第27回林忠彦賞」を受賞し、注目を集めた写真家・藤岡亜弥の作品展「川はゆく」と「アヤ子江古田気分」が大阪・BLOOM GALLERYで9月15日(土)から同時開催される。
「川はゆく」は、広島が被爆して70年以上が経過する中で、「平和」が記号化し風俗となりゆく街を藤岡がひたすら歩きながら撮影したシリーズ。藤岡は故郷でもある広島を撮り続ける中で、歴史といま、社会と個人の関わりを、写真の中に、瞬間の中に発見していくことになった。本展では継続して撮影中の新作を組み込み、再構成して作品を展示する。
「アヤ子江古田気分」は藤岡が20年前に撮影した作品。藤岡は学生時代、江古田のアヤ子というおばあさんと約8年間生活していた。小さな部屋の中の光景や遊び、周りの道で目に触れたものをスナップでとらえ、個の存在と不思議を浮き彫りにしている。「アヤ子」の日々を綴るように、後年まとめられた本シリーズを関西で初展示。会期初日にはオープニングレセプションも行われる。
タイトル | 「川はゆく」「アヤ子江古田気分」 |
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会期 | 2018年9月15日(土)~10月13日(土) |
会場 | BLOOM GALLERY(大阪) |
時間 | 11:00〜19:00 |
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