戦前・戦後を通じて活動した写真家・木村伊兵衛の「パリ残像」展が、日本橋三越本店で10月24日(水)から開催される。
1950年代の日本では、海外渡航が極めて難しく、芸術の都パリは遠い遙かな夢の世界でもあった。1954年、ライカと開発されたばかりの国産カラーフィルムを手にパリを訪れ、日本人写真家として戦後初めてヨーロッパを取材した木村。そこでアンリ・カルティエ=ブレッソンに出会い、またロベール・ドアノーとも親しく交わり、その案内で生きたパリの町並みと下町の庶民のドラマを見ることができた。
本展では木村の作品の中でもとりわけ異色なカラー表現されたパリの写真作品131点が展示される。
タイトル | 「木村伊兵衛 パリ残像」 |
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会期 | 2018年10月24日(水)~11月5日(月) |
会場 | 日本橋三越本店 新館7階催物会場(東京都) |
時間 | 10:00~19:00 |
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