陳伊寧の写真展「To the souvenir of time」が四谷・TOTEM POLE PHOTO GALLERYで2月12日(火)から開催される。
本作が撮られ始めたのは2011年の冬頃。家族が相次いで病気になってしまい、何かが沈み込んでいくような生活から、逃げ出したかったときだったという陳。大学卒業後、日本に来てからは目的地を決めずに、一人でカメラを持って写真を撮り始めると、日本での生活は、想像していたよりも寂しさを感じず、むしろ生活の中からいろいろな癒しをもらったという。
この4年間、陳が中国へ帰ったのは数回。一度帰ったら、大体1カ月ほど実家で過ごす。その1カ月の間は、あまり外出せず、家族のそばにいて、日本でどんなことがあったのかを話した。そんな時間を一緒に過ごすと、陳は家族の強さを少しずつ感じるようになり、いつの間にか家族に降りかかった悲しみに対し、陳はカメラを持ち出して写真を撮ることができるようになっていた。
タイトル | 「To the souvenir of time」 |
---|---|
会期 | 2019年2月12日(火)~2月17日(日) |
会場 | |
時間 | 12:00~19:00 |
休館日 | 月曜 |
URL |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。