津田直写真展「湖の目と山の皿」が、長野県・八ヶ岳美術館で開催される。
これまで国内はもとより、モロッコの砂漠やモンゴルの山峡、アイルランドの島嶼、 北極圏、バルトの国々など世界を旅し、独自の風景論を唱えてきた津田。それは「消えゆくものを、写真を通して繋ぎとめる」ための道程でもあったと自ら語るように、デビュー以来20年にわたり展覧会や写真集の刊行を中心に活動を続けてきた。
本展では、津田が9年前から日本の基層文化を見つめ直すため、始めたという縄文歩きの過程で出会った縄文時代の遺物や風景を撮影した「Grassland Tears(草むらの涙)」シリーズより、とくに八ヶ岳山麓、および諏訪湖周縁を中心とした写真、約30点を展示するほか、 これまで雑誌『PAPERSKY』にて連載を行ってきた「Jomon Fieldwork」よりパネル展示を行う。
また会期中10月26日(土)には「写真家・津田直と巡る八ヶ岳山麓の縄文ツアー」、11月16日(土)にはスライドショー&トークイベント「Jomon Fieldwork in 八ヶ岳」が開催される。
タイトル | 「湖の目と山の皿」 |
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会期 | 2019年9月21日(土)~11月24日(日) |
会場 | 八ヶ岳美術館(長野県) |
時間 | 9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで) |
入館料 | 【大人】510円【小人】250円 |
イベント | ・10月26日(土)11:00~15:00「写真家・津田直と巡る八ヶ岳山麓の縄文ツアー」 |
URL | https://yatsubi.com/exhibition/article-next.php?post_id=2804 |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。