27 February 2020

小松敏宏個展「Aperture-眼差しを穿つ」
立体作品・透視写真シリーズを展示

国内外で数多くの高評価を得てきた小松作品を東京のギャラリー空間で初披露。

27 February 2020

AREA

東京都

Share

SCOPE20198 2019 |MDF, mirror, alkyd resin paint | 175 × 348 × 503 mm | © Toshihiro Komatsu, courtesy KANA KAWANISHI GALLERY

SCOPE20198 2019 |MDF, mirror, alkyd resin paint | 175 × 348 × 503 mm | © Toshihiro Komatsu, courtesy KANA KAWANISHI GALLERY

小松敏宏個展「Aperture-眼差しを穿つ」が白河・KANA KAWANISHI GALLERYで2月29日(土)から開催される。

小松は1993年に東京藝術大学大学院美術研究科修了後、1999年にマサチューセッツ工科大学(MIT)大学院建築学部修了。アムステルダムやニューヨークでのレジデンス滞在制作を経て、MoMA PS1、クイーンズ美術館など海外で多く作品を発表しながら、帰国後は、越後妻有アートトリエンナーレ(2012/2015)や瀬戸内国際芸術祭(2013)などの国際芸術祭にも数多く参加している。

小松は、写真、パビリオン(仮設建築)、あるいはサイトスペシフィック・インスタレーションを通し、事象の認識を更新させる視覚芸術を仕事として重ねてきた。本展「Aperture-眼差しを穿つ」では、視覚と空間のねじれを鑑賞者にもたらす潜望鏡/ペリスコープ構造の〈SCOPE〉シリーズ、および建築空間のレイヤーを打ち消す透視写真シリーズ〈CT〉で展示を構成。「人が物や事象を目で見たいという当たり前のこと」や「ポロシティあるいは視覚と視覚にまつわる認識域の隙間」を端的にとらえ、論理的な現実の把握に基づきながらも、飛躍的な非日常感を鑑賞者に促してきた小松。今回は、国内外で数多くの高評価を得てきた小松作品を東京のギャラリー空間で体感できる、初めての貴重な機会となる。

▼3D展示風景
https://my.matterport.com/show/?m=FwQdXNQFcWb&lang=en&help=2&play=1
制作:ARCHI HATCH

タイトル

「Aperture-眼差しを穿つ」

会期

2020年2月29日(土)~3月28日(土) 5月30日(土)*アポイントメント制

会場

KANA KAWANISHI GALLERY(東京都)

時間

13:00~20:00(土曜は12:00~19:00/5月6日は13:00〜20:00)

休館日

日月曜、祝日

URL

http://www.kanakawanishi.com/exhibition-025-komatsu-aperture

CT(blue room 6) 2018 | lambda print | 620× 880 mm © Toshihiro Komatsu, courtesy KANA KAWANISHI GALLERY

CT(pink room 6) 2018 | lambda print | 620× 880 mm © Toshihiro Komatsu, courtesy KANA KAWANISHI GALLERY

CT11972 2016 | lambda print | 620× 880 mm © Toshihiro Komatsu, courtesy KANA KAWANISHI GALLERY

CT12824 2016 | lambda print | 620× 880 mm © Toshihiro Komatsu, courtesy KANA KAWANISHI GALLERY

2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。

Share

Share

SNS