石田省三郎写真展「TSUKIJI JONAI 2018」が3月24日(火)より東銀座・IG Photo Galleryにて開催される。
ロッキード事件や東電女性社員殺人事件などの歴史的な刑事事件の弁護に携わった弁護士であり、2018年に福島第一原発の事故により帰還困難区域になった地域を走る路線バスから撮影した写真集『Radiation Buscape』(IG Photo Gallery、2018)を刊行し写真作家としてデビューした異色の写真家である石田。最新作のテーマは2018年に閉場した築地市場と、そこで使われてきた「モノ」たち。人間中心のドキュメンタリーではなく、人間の姿を映さないことによって確かにそこにあった人々の営みを想像させる「モノ」の表現や、電力問題を取り上げた過去作でも見られた批評的視点を通して、築地市場とは何だったのかをいま一度考える機会になるだろう。
なお、3月28日(土)には石田とIG Photo Galleryディレクターのタカザワケンジによるトークセッションも予定されている。
タイトル | 「TSUKIJI JONAI 2018」 |
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会期 | 2020年3月24日(火)~4月18日(土) |
会場 | IG Photo Gallery(東京都) |
時間 | 12:00~20:00(4月14日は19:00まで) |
休廊日 | 月木日曜 |
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