リーラ・ショーブル個展「Subsequence Landscape」が、天王洲・KOTARO NUKAGAで開催される。
オーストラリアのメルボルンを拠点とし、気候変動などの環境問題を主要なテーマに写真や映像の制作を行うショーブルは1989年生まれ。日本で作品を発表するのは本展が初となる。2018年、人類と環境との関係を自身の研究テーマとしてアマゾンの熱帯雨林でアーティストや研究者と共に活動をするアーティスト・イマージョン・プログラムに参加し、そこでの撮影をもとに制作されたのが今回発表される「Growing in the Dark」と「Signal」の2つのシリーズ。前者はアマゾンの奥地に生息する植物を写真でとらえたシリーズで、過酷な環境変化に適応しながら強かに生きる植物の姿は、生命そのものの形であり崇高な神秘さをたたえている。後者はLEDライトを用いた映像作品のシリーズで、自然環境の中に設置したライトをSOSのシグナルに見立て、自然と人間との関係を問い直す試み。自然と人間との関係を地球全体の問題として、また個々人の問題としてそれぞれに考えるきっかけとなるだろう。
タイトル | 「Subsequence Landscape」 |
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会期 | 2020年 |
会場 | KOTARO NUKAGA(東京都) |
時間 | 12:00~17:00 |
休廊日 | 日〜月曜、祝日 |
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