江戸時代以前の名品と現代作家たちの作品をペアで紹介「古典×現代2020-時空を超える日本のアート」

出品総点数は古典と現代あわせて約200点。

22 June 2020

AREA

東京都

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画像上:葛飾北斎《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》 江戸時代・19世紀 大判錦絵 25.2×38.5cm 和泉市久保惣記念美術館 画像下:しりあがり寿《ちょっと可笑しなほぼ三十六景 太陽から見た地球》 2017年 和紙にインクジェットプリント 32.0×47.0cm 作家蔵

画像上:葛飾北斎《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》 江戸時代・19世紀 大判錦絵 25.2×38.5cm 和泉市久保惣記念美術館 画像下:しりあがり寿《ちょっと可笑しなほぼ三十六景 太陽から見た地球》 2017年 和紙にインクジェットプリント 32.0×47.0cm 作家蔵 いずれも展示期間:8月5日~8月24日

国際的な注目が東京に集まる2020年に、古い時代の美術と現代美術の対比を通して、日本美術の豊かな土壌を探り、その魅力を新しい視点から発信する展覧会「古典×現代2020-時空を超える日本のアート」が6月24日(水)から六本木・国立新美術館で開催される。

本展では、江戸時代以前の絵画や仏像、陶芸や刀剣の名品を、現代を生きる8人の作家の作品と対になるよう組み合わせ、一組ずつ8つの展示室で構成。古典側は曾我蕭白、尾形乾山、円空、仙厓義梵、葛飾北斎ら誰もが知る巨匠の作品や、鎌倉時代の仏像、江戸時代の花鳥画、刀剣の名品を選出。現代側は、川内倫子、鴻池朋子、しりあがり寿、菅木志雄、棚田康司、田根剛、皆川明、横尾忠則ら、いまの日本を代表するクリエイターたちの造形が選ばれた。

現代作家たちの仕事と過去の名品との関係はさまざま。本展では、世界観や主題、造形、制作方法の類似を示すだけでなく、先達から得たインスピレーションや、誰もが知るイメージに基づくパロディ、古い作品を取り込んだインスタレーションなど、過去の偉業に積極的に関与していく現代の作家たちの姿にも焦点を当てる。今日の優れた表現と、いまなお私たちを惹きつけてやまない古の名品の比較を通じて、単独では見えてこない新たな魅力を発見する機会となるだろう。

タイトル

「古典×現代2020-時空を超える日本のアート」

会期

2020年6月24日(水)~8月24日(月)

会場

国立新美術館 企画展示室2E(東京都)

時間

10:00~18:00(当面の間夜間開館はなし/入場は閉館の30分前まで)

休廊日

火曜

観覧料

【一般】1,700円【大学生】1,100円【高校生】700円
*事前予約制(日時指定券)

URL

https://kotengendai.exhibit.jp/

伊藤若冲《紫陽花白鶏図》 江戸時代・18世紀 絹本著色112.0×50.4cm 個人蔵  展示期間:6月24日~7月6日

川内倫子《無題》シリーズ〈AILA〉より 2004年 Cプリント 作家蔵 © Rinko Kawauchi

仙厓義梵《円相図》 江戸時代・19世紀 紙本墨画 37.0×49.0cm 福岡市美術館(石村コレクション)  展示期間:6月24日~7月6日

菅木志雄《支空》 1985年 ステンレス板、木、石、竹 510.0×570.0×153.0cm 作家蔵 撮影:菅木志雄

曾我蕭白《群仙図屏風》(左隻) 江戸時代・18世紀 紙本墨画淡彩 (各)160.2×175.0cm 2曲1双  東京藝術大学 展示期間:6月24日~7月6日

横尾忠則《寒山拾得2020》 2019年 カンヴァスに油彩、襖の引手 (各)193.9×112.1cm 作家蔵  撮影:上野則宏