映像作家・写真家として活動している渡辺隆信による「déconfiné」展が、11月3日(火・祝)より代々木上原・No.で開催される。
本展では、作家がとらえたロックダウン前後のパリの情景を展示。現在、フランスは再び厳しい状況に⾝を置かれる⽴場になっているが、本展ではロックダウン明けのフランスをドキュメントとして⾒つめ省みるとともに、⼀⽅で⾃粛を乗り越えればまたこの幸福が待っているという励みのメッセージでもある。
普段のパリではアートや政治、家族の話に花を咲かせる人たちがカフェ、レストランのテラス席を埋めつくしている。パリジャンは、外で人と会うのが好きだ。そんな彼らも、3月からおよそ2ヶ月のあいだ、ロックダウンを経験した。生きがいを見失いながらも、ベランダ越しの拍手でお互いを励まし合う。ロックダウン解除後、冬は去り、そこにはすっかり夏の眩しい光が射しこんでいた。そして人々は再び街へと足を伸ばし、友人たちとの再会を果たす。観光客のいないパリはヌーヴェルバーグの時代にかえったような美しさを取り戻し、ささやかな幸せを抱きしめている―。-作家ステートメント
また本展に併せて、同会場・No.のコーヒーを染料とした額装をHyleが制作し、バーテンダー・荻原将司(No.)による限定コラボ“パリジャン” というクラシックカクテルをアレンジして提供する。
タイトル | 「déconfiné」 |
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会期 | 2020年11月3日(火・祝)~11月9日(月) |
会場 | No.(東京都) |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。