宇平剛史「Delicate Matters」展が、神保町・The Whiteで11月29日(日)まで開催中。
宇平は、大学を卒業後の2011年より、グラフィックデザイナーとして活動。これまで美術の領域でも積極的に実践をかさね、さまざまなアーティストブックや人文書などの装幀を手がけている。2018年頃からは、デザインの仕事と並行しながら、自らアートワークの制作にも着手し、2019年に人間の皮膚を被写体とした連作「Skin」を発表した。
今回、宇平は黒人差別の問題(Black Lives Matter)について、「これまでどこか自分とは距離のある感覚があったが、無関心や無知は問題への加担につながり、そうした意識にこそ怖さが潜んでいるのではないか」という内省から、本展示を黒人の肌を被写体とした作品で構成し、黒人差別の問題と真摯にかかわる時間と位置づけている。
タイトル | 「Delicate Matters」 |
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会期 | 2020年11月10日(火)〜11月29日(日) |
会場 | The White(東京都) |
時間 | 13:00〜19:00 |
休廊日 | 月曜 |
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