齋藤陽道写真展「絶対」が、日本橋三越本店 本館6階 三越コンテンポラリーギャラリーで、11月30日(月)まで開催中。
先天性の感音性難聴をもつ齋藤は20歳のときに補聴器を捨ててカメラを持ち、以降、写真表現を通して多くの人たちと正面から向き合ってきた。「言葉に区切られて当然といった世界観から、自由になりたい」という思いを持ち続けているが、すでに貼られた言葉のレッテルを通してわかった気になる先入観は、齋藤自身にも根深く存在するという。本展では、いのちを言葉で区別することの無意味さを思い知らされたことで生まれた「絶対」から、逆光ポートレイトシリーズの作品約20点を展示する。
光に照らされた被写体から放たれるいのちの瞬きと、齋藤の眼差しがとらえた日常の眩しいひとときは、希望に満ちあふれている。言葉では表現できないかけがえのない心を写し出す作品を会場で感じたい。
タイトル | 「絶対」 |
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会期 | 2020年11月18日(水)~11月30日(月) |
会場 | 日本橋三越本店 本館6階 三越コンテンポラリーギャラリー(東京都) |
時間 | 10:00~19:00(最終日は17:00まで) |
URL | https://www.mitsukoshi.mistore.jp/nihombashi/shops/art/art/shopnews_list/shopnews0401.html |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。