海老原祥子「『記念写真』 – before | after」展が、12月6日(日)から千葉県・QWERTYで開催される。
観光地にある団体客用の撮影台に作家がビジネススーツ姿でひとり立ち、現地の撮影業者に撮影してもらった写真を購入する。ネガやデータは手元に残らず、撮影依頼から購入までの一連の流れと、渡された1枚の観光写真が作品となる。また、撮影はもちろんポーズも立ち位置、使うカメラやプリントする機材も全てカメラマンに任せるため、紙もプリント
の大きささえ一定ではない。ほぼ同じ構図、衣装はビジネススーツで統一することを「規則」として始めたこのシリーズであるが、始めてから12年が経った今、コロナウイルスの拡がりにより安易な移動ができなくなった。そしてそんな今だからこそ、以前行った観光地に行ってみることにした。
中九州から南九州を巡る。団体写真がないどころか、施設自体が閉まっている所もあった。写真屋がいれば写真屋に、いなければ観光案内所、チケットのもぎり等に話を聞く。皆口を揃えて、「Go To」が始まり以前と同じではないがだいぶ人が戻ってきたと言う。
11月22日、政府は「Go To キャンペーン」の運用を見直す考えを表明した。-作家ステートメント
タイトル | 「記念写真」 – before | after |
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会期 | 2020年12月6日(日)~ |
会場 | QWERTY(千葉県) |
時間 | 10:00〜20:00 |
URL |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。