清水朝子「Finding a Pearly Light」展が、1月8日(金)より銀座・森岡書店で開催される。
2006年制作「On Her Skin」で地球の“吐息”を感じた清水は、この惑星で生きることの精神的な探求を軸に模索してきた。理想の地を探すように彷徨った「Infinity」(ポルトガル 2009)、森羅万象と思考にフォーカスした「Storyteller」(2012-2018)、思念という不可視なものが、現存する社会を形にして生み出すのだと考え、そのアイコンとしてシャボン玉を工場夜景に飛ばした「Portraits without a Face」(2013-2017)。真理や叡智、それはきらびやかに出る輝きではなく内にこもった光「葆光」(岩波文庫「荘子」参照)に出合い、簡単に手に入る答えは答えではないと思うようになる。葛藤と共に歩んだ流れが自然とひとつに束ねられていき「Finding a Pearly Light」(山形, 2018) や「Silence Awareness Existence」(Finland, 2019)が生まれた。
本展では、2006年から2019年までの6作品、9つの散文を加えた初作品集『Finding A Pearly Light』および限定15冊のスペシャルボックス、一部のプリント作品が展示、販売される。
タイトル | 「Finding a Pearly Light」 |
---|---|
会期 | 2021年1月8日(金)~1月17日(日) |
会場 | 森岡書店 銀座店(東京都) |
時間 | 13:00〜19:00 |
休業日 | 1月12日(火) |
URL |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。