ラグジュアリーブランドのルイ・ヴィトンは単なるファッションメーカーではない。バッグ、プレタポルテを作る傍ら文化事業も行い、パリ、東京、大阪に構えるアートスペースの「エスパス ルイ・ヴィトン」、パリ・ブーローニュの森にある文化施設「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」を開設。また村上隆らアーティストともコラボレーションしてきた。そのアーティスティックな同ブランド160年の歴史を紹介する展覧会「LOUIS VUITTON &」が3月19日(金)から東京・原宿で開催される。
本展は、「&」と付けられたイベントタイトルのごとく、コラボレーションコレクションにフォーカスする。特に注目なのは、日本のアーティストとのプロジェクトがフィーチャーされること。草間彌生、藤原ヒロシ、NIGO®、山本寛斎などと取り組んだ過去のマスターピースコレクションが一堂に会する。
また会場は10のスペースで構成される。そこでは20世紀初頭に製作された特注トランクから村上隆の「スーパーフラット」のアート作品まで、伝統の技術とアートへのオマージュまでがプレゼンテーションされる。
ルイ・ヴィトンのアイコン「モノグラム」をシンディー・シャーマンやフランク・ゲーリー、川久保玲、カール・ラガーフェルドらが再解釈したバッグが登場。また、磯崎新、リチャード・プリンス、ザハ・ハディッドといったアーティストとのオリジナルコラボレーション、現代アーティストと協業する近年の「アーティーカプシーヌ コレクション」などが展示され、存分にアートなルイ・ヴィトンに没入できる会場となる。
緊急事態宣言が解除された頃に開催されるので、フィジカルな感動を得にぜひ足を運びたい。入場無料、オンライン予約サイト(https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/magazine/articles/lv-and#)にて要予約。
タイトル | 「LOUIS VUITTON &」 |
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会期 | 2021年3月19日(金)~5月16日(日) |
会場 | jing(東京都) |
時間 | 10:00〜20:00(最終入場は閉館の30分前まで) |
備考 | スペシャルなストアも併設。 |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。