石田省三郎「Integral」展が3月9日(火)よりIG Photo Galleryにて開催される。
2018年、東日本大震災の影響で運休になった鉄道の代行バスから原発事故によって帰還困難区域となった地域を撮影した作品をまとめた写真集『Radiation Buscape』で写真作家としてデビューした石田。その翌年に発表された、東京の交差点の4方向を夜間に撮影し、比較暗合成することで1枚の写真に作り上げたシリーズ「Crossing Ray」に続く本シリーズ「Integral」は、前作、前々作のテーマでもあった電力と都市、都市と人間の関係を考察することから生まれたもの。ブローニーフィルムを装填したピンホールカメラを使い、銀座の交差点の4方向を夜間に撮影。現像したフィルムをスキャニングした画像データ各4点を比較明合成、比較暗合成することで、2点の対照的なイメージを作り出した。
3月13日(土)18:00より、石田とタカザワケンジ(同ギャラリーディレクター、写真評論家)によるギャラリートークがIG Photo GalleryのYouTubeチャンネルより配信される。
タイトル | 「Integral」 |
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会期 | 2021年3月9日(火)~3月31日(水) |
会場 | IG Photo Gallery(東京都) |
時間 | 12:00~20:00 |
休廊日 | 日月曜・祝日 |
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