石川和人、品川はるな「IMPROVISATION MAR. 2021」展が、3月19日(金)より外苑前・EUKARYOTEで開催される。
大量のインクで出力し、イメージを重ね合わせる技法によって色が混ざりあい輪郭が曖昧になった被写体を浮かび上がらせる「Humanity」のシリーズなど、情報/テクノロジーが発展した現代における私たちのアイデンティティを主なテーマに制作する写真家の石川和人。キャンバスを窓に見立て、本来ならば絵の具が画面に定着することによって制作者がイメージするものに変化するはずの絵画を、あえて定着させない技法により多様な視覚媒体が溢れる現代におけるイリュージョンや絵画の構成要素について問いかける品川はるな。
表現手法やこれまでの制作テーマは異なりながらも、コインの表裏のように、私たちに見えている物事の裏側を、質量を以って可視化させようと試みる二人が初めて共同制作を行った。本展では各々の新作と合わせ、コラボレーション作品が発表される。
タイトル | 「IMPROVISATION MAR. 2021」 |
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会期 | 2021年3月19日(金)~4月11日(日) |
会場 | EUKARYOTE(東京都) |
時間 | 12:00~19:00 |
休廊日 | 月曜 |
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2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。