小山貢弘「芽吹きの方法」展が、5月25日(火)まで高田馬場・Alt_Mediumで開催中。
小山は東京綜合写真専門学校研究科を卒業したのち、現在まで東京を中心に実直な発表活動を続けている。小山がレンズを向けてきたのは、活動の初期より一貫して河川の流域やそこに繁茂する植物に対してだった。大型カメラを用いて得られた緻密な画面は、過剰な主観的表現が抑制されており、観る者の凝視を求めているよう。
2018年以来、3年ぶりの個展となる本展においても、小山が弛まずに撮り続けてきた土地や植物の姿が並ぶ。安易な一瞥においては差異の見出し難いそれぞれの写真は、一時たりとも変化を止めない事物の直截な記録であるとともに、小山にとっては来るべき新たな写真実践を創出するための実験の場でもある。
タイトル | 「芽吹きの方法」 |
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会期 | 2021年5月13日(木)~5月25日(火) |
会場 | Alt_Medium(東京都) |
時間 | 12:00~20:00(最終日17:00まで) |
休廊日 | 水曜 |
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