ウィリアム・クライン写真展「GINZA 1961 街が主役の写真展」が、7月13日(火)まで銀座駅・東銀座駅間地下通路で開催中。
1961年に初来日した写真家ウィリアム・クラインは、約2カ月間東京の街を駆け回って撮影し、64年に写真集『東京』を発表した。本展では、その中から銀座を写した10点をセレクトし、壁いっぱいに引き伸ばして展示される。オリンピックを控えて混乱と熱気に包まれていた都市を、世界的写真家の眼はどうとらえたのか。日常の風景の中に、突如として60年前の景色が現れる、都市型の写真展となる。
また関連イベントとして、街歩き型AR「ダンス・ハプニング・トゥデイ」も開催中。1961年の雨上がりの銀座・新橋街頭で、のちに舞踏の創始者とされる土方巽、大野一雄、大野慶人の路上パフォーマンスを撮影した写真家ウィリアム・クラインの足跡を辿る。地図に示された場所へ赴き、スマートフォンをかざすと、そこで撮影された一連の写真を見ることができる。街そのものを展示空間にみたて、1961年と2021年の風景を重ね合わせながら350点超の写真を鑑賞する、新感覚の街歩き型AR作品となる。こちらは8月15日(日)まで銀座・新橋路上およびオンラインにて。
タイトル | 「GINZA 1961 街が主役の写真展」 |
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会期 | 2021年4月1日(木)~ |
会場 | |
URL | http://www.tokyorealunderground.net/program/williamklein.html |