前田真三「Landscapes Unlimited」展が、5月27日(木)より学芸大学・BOOK AND SONSにて開催される。
1970年代から90年代にかけて日本の自然風土の美しさをとらえた風景写真を数多く撮影し、日本を代表する風景写真家の一人として国内外に広くその名を轟かせた風景写真家・前田真三(1922~1998)。数多くの作品の中で代表作といわれているのが、北海道・美瑛町とその周辺の丘の風景を撮影したもの。その作品は、現在われわれが「北海道」と聞いて思い浮かべる雄大な大地やどこまでも広がる畑のイメージの源泉にも大きく影響を与えたと言えるだろう。
2021年5月に出版された、真三の孫であり、アートディレクター・フォトグラファーの前田景が企画・デザインし、新たな視点で前田真三の写真に光を当てた写真集『HILL TO HILL』(BlueSheep刊)。本展は『HILL TO HILL』から北海道・美瑛の丘の写真を、1977年に出版され、前田真三の写真哲学が凝縮された写真集『出合の瞬間』から抜粋した作品の二部構成。約20点の作品が展示される。
タイトル | 「Landscapes Unlimited」 |
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会期 | 2021年5月27日(木)~6月15日(火) |
会場 | BOOK AND SONS(東京都) |
時間 | 12:00〜19:00 |
休館日 | 水曜 |
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