08 June 2021

土門拳、木村伊兵衛、森山大道ら9名の作家による「写真の中の東京は、」展

08 June 2021

AREA

東京都

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木村伊兵衛「母と子」1948年

木村伊兵衛「母と子」1948年

「写真の中の東京は、」展が、6月14日(月)より東京工芸大学 写大ギャラリーにて開催される。

本展では、写大ギャラリーコレクションの中から、1930年代から2010年代まで、東京で撮影された作品が展示される。 空襲以前の1930年代を土門拳、戦後の1940年代を木村伊兵衛、1960年代、安保闘争や東京オリンピックを撮った中谷吉隆、1970年代、そこに生きる人たちをまっすぐな視線でとらえた須田一政など、年代ごとに一人の作家の作品で構成。一人の作家がその時代において、どのような考えを持ち、アプローチをしたのか。それぞれ個性が異なる写真であることが、この都市の複雑な姿を表してるようにも感じられる。そして写真の中の東京は、その時代の姿のままで留まり、当時の雰囲気やエネルギーを濃厚に伝えてくれる。

いま現在も変貌を続ける東京のこれまでと、その時代を代表する写真家の個性をぜひ会場で感じてほしい。

▼出品予定作家
土門拳、木村伊兵衛、田沼武能、中谷吉隆、須田一政、安達洋次郎、築地仁、本城直季、森山大道

タイトル

「写真の中の東京は、」

会期

2021年6月14日(月)~9月4日(土)

会場

東京工芸大学 写大ギャラリー(東京都)

時間

10:00~18:00(土曜は17:00まで)

休館日

日曜、8月1日(日)~8月9日(月)

URL

http://www.shadai.t-kougei.ac.jp/index.html

土門拳「出征兵士を送る家族」1938年頃

中谷吉隆「東京オリンピック」1964年

須田一政「無名の男女・東京1976~78 年」1977年

築地仁「単子#22」1993年

本城直季「small planet」2005年

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