資生堂ギャラリーで「第八次椿会 ツバキカイ 8 このあたらしい世界」展が8月29日(日)まで開催中。
「椿会」とは、資生堂ギャラリーが1919年にオープンした後、第二次世界大戦で一時中断していた活動を1947年に再開するにあたり誕生した。今年新たにスタートした第八次椿会は、Nerhol、ミヤギフトシ、杉戸洋、中村竜治、宮永愛子、目[mé]の6組のアーティストが参加。3年間をかけてコロナ禍以降の「あたらしい世界」について考えていく試みとなる。今年は「触発/Impetus」をテーマに、資生堂がこれまで椿会展で収集してきた美術収蔵品の中からアーティストが選ぶ「あたらしい世界」を触発される作品と、それに対する応えをそれぞれの作品を通して展示する。また、2022年には「探求/Quest」、2023年には「昇華/Culmination」といった展示を行い、3年のプロセスを経て、収蔵作品に新しい視点を加え未来へつなげることを試みる。
資生堂ギャラリーホームページ上に第八次椿会の特設ページを設け、展覧会では伝えきれない情報や記録を残していきながら、展覧会に留まらずさらに多くの人々とコミュニケーションを図っていく予定。先が見えない不安定な時代を生きる私たちにとって、希望を見出す新たな出会いの一歩となることだろう。
タイトル | 「第八次椿会 ツバキカイ 8 このあたらしい世界」 |
---|---|
会期 | 2021年6月5日(土)~8月29日(日) |
会場 | 資生堂ギャラリー(東京都) |
時間 | 11:00〜19:00(日曜・祝日は18:00まで) |
休館日 | 月曜(月曜が祝祭日にあたる場合も休館)、8月16日(月)~8月23日(月) |
URL |