クリス・ショウ「Weeds of Wallasey」展が8月19日(木)より神田・SUPER LABO STORE TOKYOにて開催される。
「Weeds of Wallasey」は、イングランド北西部はウィラル半島に位置し、マージー川につながるドックのある一帯のビッズトン・ヴァレーで撮影したモノクロ写真シリーズ。これは、自然と工業化後の荒廃のせめぎ合いを観察・記録すること。自分が育った環境の風景、自分のルーツや「草たち」について、自分の感情を表現すること。ある時間とある場所を記録すること。喪失した家族への気持ち。故郷と死や旅立ちを連想すること。最近、ピール社は中国企業と提携し、まさにこの地域における何百万ポンドもの再開発事業の契約を結んだ。そのことで、これらの写真はいっそう物哀しく見える。いわば「ビフォー」の景観だからだ。もし、再開発後の「アフター」にガラスとステンレスからなるぴかぴかの高層建築ばかりになったとき、草たちは生き残れるだろうか?
タイトル | 「Weeds of Wallasey」 |
---|---|
会期 | 2021月8月19日(木)~9月26日(日) |
会場 | |
時間 | 12:00〜18:00 |
定休日 | 月火曜 |
URL | http://www.superlabostoretokyo.com/2021/07/chris-shaw-weeds-of-wallasey/ |