飯田夏生実「In the Picture」展が、10月12日(火)よりニコンプラザ東京内・ニコンサロンにて開催される。
日本大学芸術学部映画学科を卒業後、建築関係の雑誌記者、映画書専門の出版社を経て現在はフリーランスの編集者として活動する飯田。仕事で取材での撮影や大量の映画のスティル写真を扱うことなどを経て2013年より写真作品の制作に取り組んできた。本展で展示されるのは、2021年に卒業した京都芸術大学通信教育学部写真コースの修了作をさらに発展させたもの。
ある日突然、私は味覚も心も無感覚になり、外出さえできなくなった。それは子育てを終えた母親が陥る「空の巣症候群」だった。一年が経った頃、そんな自分を受け入れ、老いていくことを恐れず、日々生きる姿をとどめることで前に進もうと、セルフポートレートを撮り始めた。(中略)やがて、写真の中の私は、暗い部屋から、空の下へ、街へ、人の中へと、再び踏み出していくだろう。写真を撮ることが、私を世界へと解き放っていくと予感する。喪失感も血肉となって、自分を生きていくのだ。—プレスリリースより一部抜粋
タイトル | 「In the Picture」 |
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会期 | 2021年10月12日(火)〜10月25日(月) |
会場 | ニコンプラザ東京 THE GALLERY ニコンサロン(東京都) |
時間 | 10:30~18:30(最終日は15:00まで) |
定休日 | 日曜 |
URL | https://www.nikon-image.com/activity/exhibition/thegallery/events/2021/20211012_ns.html |