アニエスベーの写真展「Les Drôlesses」が、12月4日(土)から、アニエスベー ギャラリー ブティックで開催中。
本展は今年5月末にパリのギャラリーMAGNIN-Aで開催され、9月にはKYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2021のアソシエイテッドプログラムとして日本初公開された展示の巡回展となる。
2020年の春、パリがロックダウンしたことを受け自主隔離中だったアニエスベーは、フランス人アーティストのクレール・タブレが手がけた二点の肖像画を顔に見立て、自身のワードローブから選んだ服でそれをコーディネートし、私邸の庭でユーモアに満ちた写真を撮影した。撮り下ろした写真作品は、80点以上にのぼる。
本展では、各所に掲示されたアニエスベーの手書きメッセージから彼女の子ども時代や、デザイナーとしての彼女とアーティストであるクレールの関係性、そして数十年におよぶアニエスベーの創作活動についても知ることができる。今回使用されたアニエスベー自身が所有する貴重なコレクションアーカイブそのものも本展の魅力だ。
また会場内には、作品のインスピレーションソースとなったアニエスベーが所有するクレールの肖像画二点も展示される。
タイトル | 「agnès b. interprets Claire Tabouret – Les Drôlesses」 |
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会期 | 2021年12月4日(土)~2022年2月6日(日) |
会場 | |
時間 | 11:00~20:00(年末年始休業予定) |