テリ・ワイフェンバック「Cloud Physics」展が11月10日(水)より東京・目黒のBlitz Galleryにて開催中。
アメリカ人写真家ワイフェンバックが7年の歳月をかけ、自宅の庭から世界のあらゆる場所で、あらゆる季節に、夜明けから夕暮れの時間帯に撮影した数千枚に及ぶ写真をアメリカの詩人ウォレス・スティーブンスの詩を参考にして編集し、新型コロナウイルスによる都市ロックダウン中に完成した写真集『Cloud Physics』がAtelier EXB(フランス)とThe Ice Plant(アメリカ)より刊行される。本展はその出版を記念して開催されるもの。
「Cloud Physics」(雲物理学)は気象学・気候学と密接な関係があり、気候変動の研究と切り離すことができない大気物理学のことを指す。本作でワイフェンバックは、自らの自然をテーマにした作品スタイルを大気の中で起こるさまざまな気象現象と関連付けて探求し、世界規模で起きているさまざまな気候変動問題について思いを馳せている。
会場ではサイン入り写真集の販売も数量限定で予定されており、環境を意識した本作のテーマを尊重してリサイクルコットン製のエコバッグに入れて販売される。プリント付特装版も限定数販売予定。
タイトル | 「Cloud Physics」 |
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会期 | 2021年11月10日(水)~2022年1月30日(日) |
会場 | Blitz Gallery(東京都) |
時間 | 13:00~18:00 |
休廊日 | 月火曜 |
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