木村直人「GERMANY」展が、12月18日(土)まで馬喰町・Kiyoyuki Kuwabara Accounting Galleryにて開催中。
広告・雑誌やアーティスト写真、近年では刀剣撮影においても活躍する木村。本展では、木村が写真家として駆け出しの頃、ベルリンの壁が崩壊した直後に旧東ドイツで撮影したモノクロ作品約20点が展示される。また会場では、本展に合わせて制作された写真集の販売も。
ベルリンの壁が崩壊して間もなく、まだ駆け出しの写真家だった僕は旧東ドイツから西ドイツに抜ける旅に出た。目的は、壊れたばかりの壁でも東西に開かれたばかりのブランデンブルク門でもなく、おそらく“いま”しか体験できないであろう旧東ドイツで写真を撮ることだった。1990年2月、僕はまずチューリッヒに飛び、レンタカーで一路旧東ドイツを目指した。カーナビもスマホもグーグルマップもなかった当時、現地で入手したロードマップとガイドブックのわずかな情報だけを頼りに、あちこち彷徨さまよいながら、エアフルト、ドレスデン、ライプツィヒ……と旅を続けた。-木村直人(プレスリリースより)
タイトル | 「GERMANY」 |
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会期 | 2021年12月1日(水)~12月18日(土) |
会場 | |
時間 | 15:00〜21:00 |
休廊日 | 日~火曜 |
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