長編ドキュメンタリー映画劇場公開記念、マイケル・ドウェック「Michael Dweck Photographs 2002-2020」展

マイケル・ドウェック「Michael Dweck Photographs 2002-2020」展が、4月24日（日）まで東京・目黒のBlitz Galleryにて開催中。

写真家、映画監督であるドウェックがグレゴリー・カーショウとともに監督、制作した第2作目の長編ドキュメンタリー映画『The Truffle Hunters（白いトリュフの宿る森）』の日本での劇場公開を記念して開催される本展。

北イタリア、ピエンモンテ州の秘密の森で、世界で最も高価な食品とされる白トリュフを探し求める老人と忠実な犬たちをとらえた『The Truffle Hunters』。何世代にもわたり伝えられてきた伝統的なトリュフの発掘方法を知るごく少数の寡黙な人々と3年をかけて交流し信頼関係を構築したドウェックは、現代社会では忘れ去られた、まるでおとぎ話の世界のようなシンプルで美しいライフスタイルの映像化に初めて成功した。

本展では、トリュフ・ハンターと犬、北イタリアの美しい自然風景などの写真作品5点が展示され、作品の販売収益の一部は撮影地であるトリュフの森を守るための保護プログラムに寄付される。また、ドウェックの主要シリーズから約18点も展示され、彼のキャリアを本格的に回顧する展示となる。会場では『The End: Montauk, N.Y. 10周年特別版』など、過去の写真集も限定で販売される予定。