渡部さとる写真展「午後の最後の日射」が、5月28日(土)までギャラリー冬青にて開催中。
渡部は1961年、山形県米沢市生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、日刊スポーツ新聞社に入社。スポーツ、報道写真を経験。同社退職後、フリーランスとして、ポートレイトを中心に活動。2006年よりギャラリー冬青にて作家活動を本格的に開始。
本展では、2000年に制作した写真集『午後の最後の日射-アジアの島へ』のプリントを展示。
1990年から8年間ほど、アジアの小さな島を巡った。そのときの自分のルールとしては、現地にいくまで目的地を決めない、移動はできるだけローカルなものを使う、モノクロで撮るということだった。タイ、マレーシア、フィリピン、シンガポール、インドネシア、沖縄。エアチケットも出発の前日に旅行代理店に行って空いている便を購入していた。そのときの写真は2000年に自費出版のかたちで写真集にしたが、写真展という形で発表したことはなかった。残っているプリントはそれぞれ1枚ずつしかない。写真集を作ったあと、他のプリントはすべて捨ててしまったのだった。-ステートメント
タイトル | 「午後の最後の日射」 |
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会期 | 2022年5月6日(金)〜5月28日(土) |
会場 | ギャラリー冬青(東京都) |
時間 | 11:00〜19:00 |
休廊日 | 日月曜・祝日 |
URL | http://www.tosei-sha.jp/TOSEI-NEW-HP/html/EXHIBITIONS/j_2205_watanabe.html |