嶋田篤人写真展「そこ一里」が、6月5日(日)まで金柑画廊で開催中。
2021年にリコーイメージングスクエアにて開催された同タイトルシリーズの新作展示となる本展。嶋田は作家活動を始めて間もない頃から、同じレンズとフィルムを使い、房総半島で撮影した作品を制作し続けている。現像からプリントまで自身の手で行い、継続可能な同じフォーマットを選び、発見と鍛錬と構築を繰り返す。嶋田の制作姿勢はとても写真的でありながら、俳句や短歌のそれに近くも思えてくる。一見姿の変わらぬ房総半島の景色の中に見続けていくことで見えてくる何かを求めて、彼は写真を撮り続ける。日々の些細な変化を愛でる、その行為がいとおしいことだと彼の作品に再認識させられる。
タイトル | 「そこ一里」 |
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会期 | 2022年5月14日(土)〜6月5日(日) |
会場 | 金柑画廊(東京都) |
時間 | 12:00~19:00 |
休廊日 | 月~水曜(祝日を除く) |
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