音楽と写真への感謝を込めた「『写真家・平間至の両A面』アー写/エー写」展

「『写真家・平間至の両A面』アー写/エー写」が6月10日（金）より六本木・FUJIFILM SQUARE内、富士フイルムフォトサロン 東京 スペース1・2、ミニギャラリーにて開催中。

タワーレコードのキャンペーン「NO MUSIC, NO LIFE.」をはじめ数多くのアーティスト写真を撮影し、音楽が聴こえてくるような躍動感あるポートレートで写真界に新しいスタイルを打ち出したと評価される平間。宮城県塩竈市に祖父が開業した写真館の三代目として生まれた平間にとって、さまざまなメディア掲載のために撮影したアーティストたちの写真と、東日本大震災後の2015年に東京で再生した平間写真館TOKYOでの活動は、そのどちらもが欠かせない「両A面」といえる。

本展は、2020年に写真家としての活動30周年を迎え、また震災から10年の節目となった2021年を経て、平間がこれまで撮影してきたアーティスト写真（アー写）、営業写真館の写真（エー写）から精選した約120点によって、平間にとっての「それぞれのＡ面」を音楽と写真への感謝を込めて展示する。