アーリン・パープル「脈絡のない景色と記号の集合体」展が、7月12日(火)より四谷・TOTEM POLE PHOTO GALLERYにて開催される。
ファウンド・オブジェクトを世界を反映する記号としてとらえ、素材に用いたアッサンブラージュや、ファウンド・フォトを用いたコラージュなどを制作するアーリン・パープルによる個展。
目の前に飛び込んできた日常の風景が心に響いた時、私は反射的にスマホを取り出してその瞬間にシャッターを押す。その脈絡のない光景はSNSを通して国境のバリアを超え、宗教、世代、性別を選ばずに共有され、私の衝動は消化される。そんな一連の行動が日課となっている。それらのスマホに記録された写真を見返した時、今まで自分が制作してきたミクストミディアの作品群と類似しているところがあるような気がした。ミクストミディアに使用された素材そのものが世の中を反映しているところや、お互いの素材を強制的に受け入れされて存在しているあり様は、私がとらえた日常風景の写真の中にも同様に垣間見られる。そんなカオスな記号と強制的存在で成り立っているこの世の中を、ミクストミディア作品と日常の風景写真を交えたシンクロ的な構成で表現してみた。ープレスリリースより
タイトル | 「脈絡のない景色と記号の集合体」 |
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会期 | 2022年7月12日(火)~7月17日(日) |
会場 | |
時間 | 12:00~19:00 |
休館日 | 月曜 |
URL |