于昊延「Running In The Wind」が7月19日(火)よりTOTEM POLE PHOTO GALLERYにて開催される。
2001年生まれ、日本写真芸術専門学校を卒業し、現在は東京工芸大学在学中の于昊延による個展。
都市発展と人口増加が、勢力的に同時進行したのは、70年代までだろうか。日本は、少し前まで、大規模に開発されたのは、ニュータウンだった。その後、予測にマッチ出来ず、少子高齢化が急速に進んできた。したがって、ニュータウンがシュリンクし、地方では過疎化と呼ばれる現象が始まった。都市発展の価値とその作用を、もう一度考えさせられる。どこかで見た「逆都市化」というワードが、今後10年間の課題になるかもしれない。私は、日本に来てから、ずっと立川に住んでいる。都心からは遠くない土地だが、開発されかけた風景を、日々目にする。立川を拠点に、広範囲の西東京で、撮影を繰り返している。ここは、土地が広くて、生産価値のポテンシャルが大きく潜んでいる。また、無視できないのは、西東京地域に駐留する米軍の基地だ。近代戦争が終結した後、基地周辺をはじめ、日本に突入してアメリカ文化が浸透し、いまや多様性に富んだ活発な街の風景ではあるが、何かが失われたとも感じた。私は、写真をメディアに社会的風景を記録している。問題解決の参考材料になると良いと思っている。
―ウェブサイトより
タイトル | 「Running In The Wind」 |
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会期 | 2022年7月19日(火)~7月31日(日) |
会場 | |
時間 | 12:00~19:00 |
休廊日 | 月曜 |
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