ベルリン在住のエディター、ライターの冨手公嘉と東京在住の写真家、相澤有紀による展示「“Reminiscence/回想記録” VACANCE/VACANCY」が、10月21日(金)から名古屋のC7C gallery and shopで開催される。
「VACANCE(休暇)」と「VACANCY(空っぽ/空虚)」という、語源が同じ二つの言葉を並べたタイトルは、コロナパンデミック時代の表裏一体なムードに対する皮肉を前向きな言葉で解釈したものだ。始まりは2021年の夏、ベルリンで過ごした日々を二人の視点でそれぞれとらえまとめたタブロイド紙『VACANCE/VACANCY #01 Berlin』。その続編として、2021年12月から 翌年1月末日までの約一カ月間、札幌にて滞在制作した『VACANCE/VACANCY #02 Tokyo/Sapporo』を発表した。2022年2月に開催されたGreat booksでの展示を経て、本展では、コロナが収束に向かいつつある現在の視点のもと、再び作品を振り返るメモや写真で構成される。vol.1の発売から一年が経過し、その間のふたりの心境の変化や新たな発見にふれることができるだろう。
会場では『VACANCE/VACANCY #02 Tokyo Sapporo』のほか、トートバックやフーディーなども発売予定。さらには10月22日(土)には制作プロセスを振り返るトークイベントも開催が予定されているので、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
タイトル | 「“Reminiscence/回想記録” VACANCE/VACANCY」 |
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会期 | 2022年10月21日(金)〜11月6日(日) |
会場 | C7C gallery and shop(愛知県) |
時間 | 13:00~18:00 (イベント日のみ延長) |
定休日 | 火、木曜 |
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