「見るは触れる 日本の新進作家 vol. 19」が12月11日(日)まで東京都写真美術館 3階展示室にて開催中。
写真・映像の可能性に挑戦する創造的精神を支援し、将来性のある作家の発掘を掲げ、新しい創造活動の場として2002年より開催されている「日本の新進作家」展。19回目となる本展では、写真や映像イメージのもつ手触りを起点に、写されたイメージだけでなくイメージの支持体となるメディア自体への考察を促す、1970年〜90年代に生まれた5名の新進作家、水木塁、澤田華、多和田有希、永田康祐、岩井優による試みが紹介される。
「見るは触れる」というテーマが示すように、本展では写真や映像ならではといえる「物質性をともない、見る者の身体と密接な関係の中で存在するメディア」という特性に着目。イメージの肌理や質量を感じさせる作家たちそれぞれの表現は美術館という実際に作品に触れることのできない環境において「見る」「想像する」行為そのものへの意識を促し、鑑賞者に世界を立体的に知覚する感覚を再認識させる契機となるだろう。
なお会期中には、担当学芸員による展示解説やアーティスト・トーク、手話通訳付き展覧会トークなどのイベントが開催される予定。詳しくは美術館ウェブサイトにて。
タイトル | 「見るは触れる 日本の新進作家 vol. 19」 |
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会期 | 2022年9月2日(金)〜12月11日(日) |
会場 | 東京都写真美術館 3階展示室(東京都) |
時間 | 10:00〜18:00(木金曜は20:00まで/入館は閉館の30分前まで) |
休館日 | 月曜(月曜が祝休日の場合は開館、翌平日休館) |
料金 | 【一般】700円【学生】560円【中高生・65歳以上】350円 |
URL | https://www.topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4282.html |