ジョン・ポーソン日本初個展「John Pawson」
杉本博司とのトークイベントも

ジョン・ポーソン個展「John Pawson」が、4月14日（金）からThe Massで開催される。

ロンドンを拠点に活動し、世界で広く認知されている建築家、ジョン・ポーソン。日本での初個展となる本展では、色彩、テクスチャー、構図といった細部から、光、空気、人間の感情へと焦点を移し、ポーソンの世界に対する独自の視点を体験することができる構成になっている。The Massの3つのギャラリースペースと、隣接するStandByの半屋外のエリアに分かれ、The Mass Room 02, 03では、「Spectrum」のシリーズからセレクトされた作品を展示。色調毎に並べられたイメージはポーソンの建築的観点からアプローチされる内容になっており、空間と作品の両方の視点から鑑賞することができる。Room 01では、被写体が彼自身の生活環境そのものである「Home」シリーズを発表。この写真作品と対をなすように、原宿のキャットストリートに隣接して設計されたインスタレーションスペースStandByでは、本展のために制作された瞑想的な立体作品が展示される。

また本展に合わせ、ジョン・ポーソンと現代美術作家・杉本博司によるトークイベントも開催。本トークは、展覧会キュレーターのキャリー・スコットが進行役として参加し、両者の人生やさまざまな分野での仕事について語り合う、またとない機会となる。イベントの詳細はギャラリーSNSにて随時更新予定。