北海道ニセコ町にあるCamp&Goでは、7月2日(日)より丹野篤史の個展「斜め上から自分を見ている。」が開催される。
丹野は10代からDJ、ギタリストとして音楽のフィールドで活動し、ロードバイクとの出会いをきっかけに、ライド中に目に入る風景を記録するために手にしたコンパクトカメラで写真の世界に魅了され、写真家になったユニークな経歴を持つ。
今回の展示は、Camp&Goがアーティストにニセコで滞在制作してもらう「ホームステイ・アーティスト」というプログラムの一環である。丹野は「ニセコまで自転車で行ってみようと思います。とりあえず、展覧会についてはノープランで出発し、その旅で自転車を漕ぎながら見たもの、感じたもの、思ったことを経て、何をするか決めたいと思います」と決め、5月25日に福岡を出発し、約2,500kmの旅を終え、6月16日にニセコに到着した。自転車旅行の道中、自分自身を俯瞰して斜め上から観察しているような感覚を覚えた丹野は、「僕が撮ったけど、僕が撮っていない、僕が選んだけど、僕が選んでいない、そんな展示になっています。言い換えれば、僕はまだ旅の途中だということなんだと思います」と語る。日本縦断の旅を終えたばかりの丹野が、新鮮な感覚を持ったままに構成した展示は、ここでなければ見れないものになるだろう。展覧会初日の18時からオープニングパーティー、19時からはトークも開催されるとのこと。
タイトル | 「斜め上から自分を見ている。」 |
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会期 | 2023年7月2日(日)〜7月26日(水) |
会場 | Camp&Go White Wall Room(北海道) |
時間 | 11:00 〜19:00 |
休館日 | 木曜 |
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