現在、東京・富ヶ谷に位置するCONTRASTでは、東京を拠点に活動するビジュアルアーティスト、ティモテ・ランブレイクの個展「Snow Therapy」を開催中。完璧よりも⾃然であることを重視するランブレイクの写真や映像作品は、観る者に彼のヴィジョンや体験を共有する。 ランブレイクは、これまでに⽇本とアイスランドのつながりを探求する〈Heikō / Heild〉というプロジェクトも手がけており、オラファー・エリアソン、ビョーク、新しい学校のリーダーズなどを始めとした両都市のさまざまなアーティストとコラボレーションをしている。
ランブレイクは、世界各地を旅して⾃然と触れ合いながら数多くの作品を生み出してきたが、2021年2⽉、スノーボード中の事故で複数箇所を⻣折する⼤怪我を負い、歩⾏すらままならない期間が長く続いた。愛していたはずの雪は脅威、そしてトラウマへと変わったが、その恐怖と向き合うために北海道の豪雪地帯へと向かった。
今回展示する作品、その名も〈Snow Therapy〉は、そこで目にした高く積もる雪、吹雪、反射する光が、ランブレイクにとってセラピーとして機能したことをきっかけに生まれたもの。人が抱えるトラウマはそれぞれ異なるが、瞑想的で、遊び⼼のあるヴィジュアル体験は、あなたの心にもポジティヴな影響をもたらしてくれるはず。
2⽉10⽇(土)15:00~18:00には、シルクスクリーンプリントのワークショップも開催予定。
タイトル | Snow Therapy |
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会期 | 2月3日(⼟)〜 2月12日 (⽉・祝) |
会場 | CONTRAST(東京都渋谷区富ケ谷1-49-4) |
時間 | 15:00〜20:00(⽉〜⾦) 13:00〜20:00 (⼟・⽇・祝) |
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