神奈川・鎌倉のギャラリーQuadrivium Ostiumで5月16日から越中正人による個展「剥製 パラダイム」が開催される。5月19日14時には、ゲストスピーカー早川克美(京都芸術大学 教授、環境デザイナー)を迎えトークショーも実施される(無料)。
作品は、2枚の写真で構成される。一枚は、白い壁に向い合せて剥製を置き撮影されたもの、もう一枚は、剥製はそのままの位置でプロジェクターで海の風景を映して撮影したもの。「剥製 パラダイム」作品のシリーズは、亡き存在としての剥製の「実像」と、海に向かって佇むという意思を感じさせることで「見立ての生命」を与えた「虚像」とを平行に見せる。展示は、剥製が担っていた1つのパラダイムが終焉したその先の、言語化できないエクリチュールを体感する「劇場」として作用することを企図する。
タイトル | 越中正人「剥製 パラダイム」展 |
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会期 | 2024年5月16日(木)~5月28日(火) |
会場 | Quadrivium Ostium(神奈川県鎌倉市浄明寺5-4-32) |
時間 | 11:00~17:00(メールもしくはインスタグラムDMから事前予約制) |
休館日 | 水曜日 |
料金 | 無料 |
URL |