東京・中野のMONO. LOGUESで5月1 7日から藤田はるかによる個展「111l」が開催される。
藤田はこれまで、自身のルーツを辿った旅や、東日本大震災後の故郷・仙台、そして、国内外の冬、雪の世界など、自身の起源にまつわる事を対象に写真を撮り続けてきた。本展はコロナ渦中の2020年に作成、発行した写真集『111l』を元に、ライトボックスを使用した作品で展示空間を構成する。また新型コロナウイルスにより行動制限がかかる中、藤田が自身のweb上で公開した「111l web photo exhibition」(2021)のオフライン版として、実空間で初めて発表される。写真集『111l』は、宇宙のとある惑星の大気中に水蒸気の存在が確認された事を知った彼女が、「もしかしたら宇宙でも雪が降るかもしれない」と想像を巡らせた事がきっかけで生まれた。タイトルの「111l」は、水蒸気が確認された惑星が、地球からおよそ111光年先にある事が由来になっている。藤田が思い描いた宇宙空間が、時を重ねて展示空間に現れる。
タイトル | 藤田はるか「111l」展 |
---|---|
会期 | 2024年5 月17 日(金) ~ 6 月3 日(月) |
会場 | MONO.LOGUES(〒164-0001 東京都中野区中野5-30-16 メゾン小林101) |
時間 | 月・金曜日:13:00~18:00 / 土・日曜日:12:00~17:00 |
休館日 | 火・水・木曜日 |
料金 | 無料 |
URL |