東京・恵比寿の東京都写真美術館にて10月10日よりアレック・ソスの写真展「アレック・ソス 部屋についての部屋」が開催される。
アレック・ソスは、生まれ育ったアメリカ中西部などを題材とした作品で世界的に高い評価を受けてきた写真家。本展では、初期を代表する〈Sleeping by the Mississippi〉をはじめ、今秋刊行されたばかりの新刊『Advice for Young Artists』まで約60点を紹介。ソスの30年にわたる歩みを振り返るだけでなく、「部屋」をテーマにこれまでの作品を編み直すという試みだ。
ソスは初期からアメリカ国内を車で旅し風景や出会った人々を大判カメラで撮影してきたが、出品シリーズのひとつ〈I Know How Furiously Your Heart is Beating〉では、ロードトリ ップのスタイルではなく、舞踏家・振付家のアンナ・ハルプリン(1920-2021)や、小説家のハニヤ・ ヤナギハラ(1974-)など世界各地のさまざまな人々を訪ね、その人が日々を過ごす部屋の中で、ポートレイトや個人的な持ち物の撮影を行っている。この「部屋とそこに暮らす人」をテーマとしたシリーズが、本展を生み出すきっかけとなっている。「ポートレイトや風景、静物などを定期的に撮影しているが、最も親しみを感じるのは室内の写真だ」とソスは述べている。作品に登場するさまざまな部屋や、その空間にたたずむ人々に意識を向けることで、何が見えてくるのだろうか?
タイトル | アレック・ソス 部屋についての部屋 |
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会期 | 2024年10月10日(木)〜2025年1月19日(日) |
時間 | 10:00〜18:00(木・金曜日は20:00まで)
※入館は閉館30分前まで |
場所 | 東京都写真美術館 2階展示室(東京都目黒区三田 1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内) |
休廊日 | 毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌平日)、 年末年始(12/29〜1/1) |
料金 | 一般 800円(640円)、学生 640円(510円)、中高生・65 歳以上 400円(320円) ※( )は有料入場者 20 名以上の団体、当館映画鑑賞券提示者、各種カード等会員割引料金。 ※小学生以下及び都内在住・在学の中学生、障害者手帳をお持ちの方とその介護者(2 名まで)は無料。 ※オンラインで日時指定チケットを購入いただけます。 |
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